メタセミナー1029
10月29日に開催されたセミナーの内容をまとめました。
今回はアップデート情報とQ&Aに加えて、「Threadsを伸ばす」ことにも触れられています。
ぜひ最後まで見ていってください!
Threadsを伸ばそう!
Threadsについて
月間アクティブユーザー数は2億人を超え、App Storeでランキング上位に君臨し続けているアプリです!
Threadsフィードの仕組み
Threadsフィードを支えるAIシステムは、どのコンテンツがどのような順番で利用者のフィードに表示されるかを自動で判断します。この判断は、利用者が最も興味を持ちそうなものやアクションを実行しそうなものを予測して行われます。
つまりThreadsフィードはコンテンツでのアクティビティに基づいてパーソナライズされます。カタカナばかりですね。
まずはアルゴリズムを構成する要素について解説します。
投稿に「いいね!」するかどうか
投稿の閲覧数、「いいね!」数、投稿者の投稿へのインタラクション数に基づいています。
右にスワイプで「いいね!」、左にスワイプで非表示
右にスワイプすると、似たような投稿を見たいことを知らせます。左にスワイプすると、その投稿が画面から削除され、類似のコンテンツに興味がないことがわかります。
利用者が投稿の投稿者をフォローする可能性
投稿の閲覧数、Threadsでの最近のアクティビティ、最近のフォロー数、コミュニティガイドラインの遵守状況、投稿者のInstagramプロフィールの閲覧数によって決まります。
利用者が投稿の投稿者のプロフィールをクリックする可能性
プロフィールのクリック頻度、クリック率、コミュニティガイドラインの遵守状況、投稿者のInstagramプロフィールの関覧数に基づきます。
自分好みのタイムラインを作る
- フィードに興味がない/今後あまり見たくない投稿が表示された場合「興味なし」のリアクションをする
- 一切投稿を目にしたくないアカウントがある場合「ミュート」もしくは「ブロック」を積極的に行う
- スパム、ヘイトスピーチ、差別的発言である投稿には「報告する」からアクションを行う
投稿の作成
テキスト
500文字以内でスレッドを作成します。リンクも追加できます。
アンケート
関心のあるトピックへの参加を促します。
GIF
スレッド作成時にGIFアイコンをタップします。
ボイススレッド
声による投稿でさらに個性を表現できます。
カメラロールのメディアを取り込む
カメラロールから写真や動画を直接インポートできます。動画は5分以内(9:16と16:9の両方の仕様に対応)。
投稿ツールから写真を直接撮影することもできます。
さらに追加する場合は、カルーセルを作成して最大20個まで写真や動画を追加することができます。
最近の投稿を編集する
・投稿や返信の[…]メニューをタップします。
・変更できるのは投稿から15分以内です。
・誤字脱字を修正したり、添付し忘れた写真を追加したりできます。
下書き機能
後で編集して投稿するために、アイデアをドラフトに複数保存できます。
色々なコンテンツのフォーマットを試してみよう
多くエンゲージメントを獲得しているクリエイターは、テキストのみ、テキスト+写真、テキスト+ビデオ、テキスト+カルーセル、投票、GIF、ボイススレッドなど、さまざまなフォーマットの投稿を投稿しています。
どのようなフォーマットを使うかはあなた次第ですが、必ずテキストを含めてください!
テキストが含まれたビデオ、写真、カルーセルのボストは、テキストなしのポストよりも劇的にパフォーマンスが良くなっています。
複数のフォーマットを含めた投稿が伸びやすい。
必ずテキストを含めること。
返信は積極的に
スレッドの閲覧数のほぼ半分を返信が占めています!
Threadsユーザーは、興味深いと感じた返信に読む時間を費やすため、積極的に会話に参加し、返信することで、より多くの人にリーチし、フォロワー獲得に繋げることができます。
また、会話を促すポストは、リコメンドされる可能性が高くなります。他の人々が自分の思いを共有し、会話に参加することを促すようなコンテンツを投稿しましょう。
閲覧数の半分は返信が占めている。
会話を促すコンテンツが伸びやすい。
頻繁にコンテンツを投稿しましょう
週に少なくとも2-5回は投稿することをお勧めします!投稿頻度が高いと1投稿あたりのインプレッション数が高くなるというデータが出ているようです。
投稿数・投稿頻度も重要!
Instagram > Threads クロス投稿
クロスポストは、Instagramの単一写真投稿やカルーセル投稿を、Threadsでの新しいオリジナル投稿として共有することができます。
WHAT (クロスポスティングすべきものは?)
返備やコメントを促すコンテンツ、またはリアルタイムのイベント(コンサート、ゲーム、文化的瞬間)に関する投稿など。
WHY
クロスポストは、Threadsに投稿するためにアプリを切り替えることなく、Instagramとコンテンツをアップロードすることができるため効率的です。
HOW
常にThreadsに共有する:投稿前にポップアップが表示される場合は「常に」を選択するか、投稿画面の「詳細設定」から更新する。
一度だけThreadsに共有する:投稿画面のシェア先の項目でThreadsを有効化する。
投稿数を確保するために活用できる機能:インスタからのクロス投稿(不要であればOFFにして)
スレッズはインスタと違ってテキストが先に表示されるので、しっかりテキストを書いておくのが重要
フィードもフォロワー外にもリーチしやすい
投稿数を確保するために活用できる機能の一つがインスタからのクロス投稿(不要であればOFFにして!)
インスタと違ってテキストが先に表示されるので、しっかりテキストを書いておくのが重要。
Threadsを活用すればフィード投稿もフォロワー外にリーチしやすい。
リールをThreadsにシェアする
・Instagramの[リール]タブで、[シェア]ボタンをタップします。
・次にThreadsアイコンをタップします。
・Threadsが開き、動画がプレビューとして挿入されたら[送信]をタップします。
リールはフィードと違い、自動ではシェアできない。
リールのシェアボタンから投稿すれば、Threadsからインスタへのリンクが付くので効果的。
Threadsでフォロワーを増やすためのアドバイス
コミュニティの構築には時間がかかりますが、継続することが重要です。
- 定期的に投稿して、返信でオーディエンスと交流しましょう。
- 共感できるスレッドに返信して現在行われている会話に参加し、今後フォロワーになる可能性のある、より多くの人々にリーチしましょう。
- トレンドに乗り、あなたのオーディエンスが気になっていそうな文化的イベントやポップカルチャー、最近の出来事を話題にしましょう。
- 投稿内でトピックタグを使用することで、そのトピックを検索した人やほかの投稿内でタグをタップした人に発見してもらえるようにしましょう。
- あなたが紹介したいコンテンツに集中して、スレッドが盛り上がるようなコンテンツを作成するように心がけましょう。
- フォーマットについて試行錯誤し、自分自身やオーディエンスに最適なものを特定しましょう。
得意とするもの、興味があるものを中心に投稿しましょう!
やはりポイントは「継続」。ご自身が心地よいペースで運用してください。
興味がないものは見えないようにして、ストレスを減らすのも重要。安心して長くアプリを使ってほしいという想いもあるようです。
プロダクトアップデート
※常に小規模でテストしているため、一部ユーザーにしか公開されていないものも多々あります。
Threads
トレンドランキング機能公開(テスト中、順次拡大予定)
・AIが情報を集め、ガイドラインの違反がないか審査した上で順位づけ
・おかしなコンテンツが入ってしまっていたら通報してほしいとのこと
ライブステータス(オンラインステータス)
ログイン中かどうかを表示する機能。
プライバシー設定で選択可:全員、フォロワー、相互フォロワーのみ、公開しない
アプリでのインサイト機能公開
これまではWEBでのみ閲覧可能だったが、アプリでも見られるように。
実際にリーチの内訳を見てみると・・・たしかに投稿するだけでフォロワー外へのリーチが取りやすいことがわかる(フォロワーの5〜10倍くらい)
Halloween期間限定機能
・DMエフェクト:ハロウィンと入力すると画面内でコウモリが飛ぶ
・限定DM背景テーマ
・ノートエフェクト
Halloween関連の絵文字やHalloweenという単語を使うとオレンジ色のエフェクトが出る
音楽付きカルーセル投稿のリールタブへの表示
音楽をつけたフィード投稿がリールタブに表示されます!
表示優先度は低いですが、フィード投稿の新規リーチが狙いやすくなりました。
※これまでも一部表示されていたが正式に発表されました
プロフィールカードのアップデート
以前グループチャットでもお伝えした通りです。
背景色や画像を変更できるのでぜひ活用してください!
DMリクエストにフィルター機能を実装
・すべて、ストーリーズへの返信、非表示でタブわけ
・送信順、フォロワー数で並び順の変更
※まだ実装されていないアカウントも多数あります
音楽をSpotifyの「お気に入り」に追加
音源ページから追加できるようになりました。(運用者向けというよりユーザーへの便利機能かと思います)
「ベストプラクティス」機能
クリエイターとしての必要最低限の情報がまとめてあります。実装されているアカウントはプロフィールの「プロフェッショナルダッシュボード」から確認できます。
Q&A
Threads・Instagramに関する質疑応答
まとめ
今回はThreads特集回でした!インスタだけでなくマルチな展開が不可欠になりつつある空気を感じるので、これを機にチャレンジしてみませんか?
時代に合わせて我々も進化していきましょー!