メタセミナー0326
03月26日に開催されたセミナーの内容を最速レポします!
今回はみんなが気になる「アルゴリズム」について網羅されている激アツ会でした。
ちょっと長いですが、ぜひ最後まで読んで日々の運用に活かしましょう!
インスタのアルゴリズム
・ホーム画面に出てくるのは時系列順ではなくおすすめ順
・フィード、ストーリーズ、発見、リール、検索など
┗人々の使い方に合わせて、アプリの各パートで別々のアルゴリズムになっている
フィード
・数秒間見る可能性:最近見たほかの投稿との関連性、興味関心
・いいねコメント保存する可能性:エンゲージメント
・投稿のプロフィール写真をタップする可能性:他のコンテンツを見るかどうか→プロフィールアクセス
フィードのランキングアルゴリズムのしくみ
最も重要なシグナルを重要度順に挙げると次のようになります。
01 本人(見る側)のアクティビティ
本人(見る側)が「いいね!」「共有」「保存」「コメント」した投稿から、その人が興味を持ちそうなものコンテンツを学習しています。
02 フィード投稿自体の情報
その投稿の人気を計るシグナルで、何人がどのくらいの速さで投稿に「いいね!」「コメント」「シェア」「保存」をしているかかを評価します。また、コンテンツ自体の他の情報、例えば、投稿時間やタグ付けされている場所なども考慮されます。
03 投稿者についての情報
これは、投稿者が利用者にとってどの程度興味深い人物なのかを知るためのもので、過去数週間に投稿者が他の利用者とどのくらい交流があったかといったシグナルも含まれています。
04 本人(見る側)と投稿者とのやり取りの履歴
これは、利用者が一般的に特定の人からの投稿を見ることにどの程度興味があるかを知ることができます。例としては、お互いの投稿にコメントをしているかどうかなどです。
まとめると、大切なのは以下の通り。
①本人(見る側)のアクティビティ:ジャンル認知
②フィード投稿自体の情報:内部エンゲージメントと初速
③投稿者についての情報:過去数週間のフォロワーとのやり取りの量
④本人(見る側)と投稿者とのやり取りの履歴:相互コミュニケーション→毎日投稿&DM、コメント返信サボらない
発見タブ
発見のランキングアルゴリズムのしくみ
最も重要なシグナルを重要度順に挙げると次のようになります。
01 投稿自体の情報
投稿がどれだけ人気なのかを見ています。投稿がどれだけ多く、そして早く「いいね!」「コメント」「共有」「保存」をされているかをシグナルとして評価しています。このシグナルは、フィードやストーリーズよりも発見ではより重要になります。
02 発見タブでの本人(見る側)のアクティビティ
これは、本人(見る側)が「いいね!」「コメント」「共有」「保存」した投稿や、過去に「発見」タブで投稿にどのようにアクションしたかのシグナルを指します。特定のタイプの投稿とエンゲージメントした場合、エンゲージメントした元の投稿に似たコンテンツがより多く表示されるようになります。
03 本人と投稿者とのやり取りの履歴
ほとんどの場合、発見タブはフォローしていない投稿者がシェアしたものですが、もしその投稿者と交流があれば、その投稿者がシェアした内容にどれだけ興味があるかを知ることができるため、シグナルとして評価されています。
04 投稿者についての情報
これは
過去数週間に何回その投稿者とやり取りがあったかなどのシグナルです。
まとめると、大切なのは以下の通り。
①投稿自体の情報:コンテンツの評価
②発見タブでの本人のアクティビティ:表紙力
③本人(見る側)と投稿者のやり取りの履歴:コメント、DM
④投稿者についての情報:過去のコミュニケーション
熱量が高いシグナルの影響が大きい
→いいね<コメント<共有<保存
リール
どのリールを表示するかを決定するために、Instagramはそれぞれの利用者について次の点を考慮します。
・視聴したリールをシェアする可能性
・リールを最後まで見る可能性
・「いいね」や「コメント」をする可能性
・音源ページにアクセスして自分のリール動画を作る可能性
リールのランキングアルゴリズムのしくみ
最も重要なシグナルを重要度順に挙げると次のようになります。
01 本人(見る側)のアクティビティ
ユーザーが最近「いいね」、「保存」、「共有」などのエンゲージメントをしたリールなどを考慮します。これらのシグナルで、それぞれのユーザーに関連する可能性のあるコンテンツを学習しています。
02 本人(見る側)と投稿者とのやり取りの履歴
これにより本人が知らないユーザーが作った動画だったとしても、その投稿者と過去に交流があれば、投稿者がシェアしたコンテンツにどれだけ興味を持っているかが予測できます。
03 リール動画自体の情報
オーディオトラックやビジュアルなど、動画内のコンテンツに関するシグナルや、人気度に関するシグナルです。
04 投稿者についての情報
フォロワー数やエンゲージメントレベルなどの人気シグナルを考慮し、幅広い人々から魅力的なコンテンツを見つけ、すべての人に視聴者を見つけるチャンスを提供します。
まとめると、大切なのは以下の通り。
①本人(見る側)のアクティビティ:こちらではコントロールできない
②本人(見る側)と投稿者とのやり取りの履歴:コメント、DM
③リール動画自体の情報:初速、音源
④投稿者についての情報:アカウントパワー
ストーリーズ
ストーリーズのランキングアルゴリズムのしくみ
どのストーリーズを表示するかを決定するために、Instagramはそれぞれの利用者について次の点を考慮します。
01 閲覧履歴
利用者がアカウントのストーリーを見る頻度を調べるものです。これによる利用者が見逃したくないと思うアカウントのストーリーを優先的に表示することができます。
02 エンゲージメント履歴
利用者がそのアカウントのストーリーに「いいね!」や「DM」を送るなど、どの程度の頻度で関わっているかを見ています。
03 親密性
投稿者との関係を総合的に判断し、友人や家族としてつながっている可能性がどれくらいあるかを見ています。
まとめると、大切なのは以下の通り。
①閲覧履歴:投稿者のストーリーを見る頻度
②エンゲージメント:いいね、DM、その頻度
③親密性:総合的に親しいと判断されるような人が優先される
プロダクトアップデート
Threads
・トレンド機能のテスト中(USのみ)→日本での実装は未定
・左右スワイプで「いいね」「興味なし」のコントロール(テスト中):アルゴリズム学習中
・フェディバースとの連携機能(テスト機能):他のSNSとの連携
・投稿作成画面にカメラ起動
・下書き機能の正式公開:下にスワイプ
・保存機能の正式公開
・ハッシュタグクリックから検索画面へ遷移
・アカウントレベルのDM開封証明:個別の設定ではなく全てまとめてできるようになった
・DMの編集(15分以内):送信済みの内容を編集できる
・スパムの可能性のあるアカウントとURLへのアラート表示:AIで判断してる
・iOS向けストーリーズウィジェット公開:ダイレクトにストーリー機能に飛べる
その他
リーチを広げる機能
・「facebookでおすすめする」機能(リール)をONにする:日本ではそう多くない
・コラボ機能、共同投稿:最大4人で1つの投稿を作れる:招待された側のリーチは渋くなるとのこと
・一斉配信チャンネル:通知ありで送信できる。お知らせチャンネル作成がおすすめ
→1通目のメッセージで通知が飛ぶ。しっかりした内容を送りましょう
一斉配信チャンネル
一斉配信チャンネルとは
・あなたのファンに幅広くリーチできる、1対多数のパブリックメッセージングツール
・リーチが予測できるダイレクトなコミュニケーションラインメッセージを送り、コンテンツを共有すると、そのチャンネルに参加している全員が受トレイに通知を受け取ります。
・ファンと繋がるライトなコミュニケーション
・テキスト、ボイスノート、投票などで、気軽な、その時々の最新情報を共有する新たな方法です。
・スケール感のあるコミュニティ
・トピック別(レシピ、ワークアウトなど)にチャンネルを作成し、周囲に人を集めることでファンコミュニティを構築します。フォーカスを絞ったコミュニティでは、より関連性の高い、魅力的なコンテンツを作成するための選択肢を多く持つことができます。
→一斉配信チャンネルには、タイアップ投稿ツールもある
その他
・外部ツール(自動返信)を使ってもコミュニティガイドラインに違反するとバンされる
・チャンネルとサブスク
チャンネル→お知らせ(熱量が高いファンが登録):ここでおおよその人数をはかるのが吉
サブスク→上記で人数を把握した上で展開
・Threadsとインスタのアルゴリズムは関係ない
→Threadsは今はまだ外部に出やすい
・アルゴリズムとしては初速の速さは大事
画像の枚数は関係ないが、写真が多いといいねの可能性が上がる
動画は視聴完了率が大事だから長すぎないのがいい
タイアップはアルゴリズムに関係ない(むしろ推奨してる)
・外部サービスのウォーターマーク(透かし)(TikTok、YouTube)は評価下がる
→オリジナルコンテンツをおすすめしたい
・同じ写真の使いまわし
ユーザーからの反応があれば特に制限されることはない
・問題ないのにガイドライン違反で消される
→システムの間違いなので、異議申し立てしてほしい
・ログイン台数
→5台まで
・フォロワーを増やす→フォロー解除させないことも大事
アイコンやユーザーネームが記憶に残ってないとはずされる
コミュニケーションを大切に(コメント拾うとか、質問ボックス拾うとか、繋がりがある)
まとめ
いかがでしたか?
初速やエンゲージメント、継続的な発信の大切さがわかったかと思います。
これらを知らずにインスタに挑むということは、素足でスポーツするようなものですよね💦
来月も最速レポしますのでお楽しみに!!!