メタセミナー1126
11月26日に開催されたセミナーの内容をまとめました。
いつも通り、アップデート情報とQ&Aの構成です。
今年最後のセミナーです。ぜひ最後まで読んでいってください!
プロダクトアップデート
※常に小規模でテストしているため、一部ユーザーにしか公開されていないものも多々あります。
Threads
月間アクティブユーザーが2.75億人を超えました🎉
今後も増えていくことは間違いなさそうです!今のうちに投稿して雰囲気を掴んでおきましょう!
オススメ投稿とフォロー中のアカウントからの投稿の表示のバランスの変更
これまではフォロワー外にもガンガン表示されていました。
今は反応率が高いものだけが拡散されている感覚です。
Threadsアカウント登録時にInstagramのフォロー中アカウント取り込み機能の提供停止
インスタのフォロワー取り込みがあるおかげで、これまではある程度のフォロワーがいる状態でThreadsをはじめることができました。今後は他のSNS同様、0から始めるようなイメージに近くなると思われます。
主な理由としては、Threadsはインスタとは別の人をフォローしたいという声が多かったため、とのことです。このあたりを裏返すと、
・インスタのフォロワーとは別の層に届く可能性がある
・インスタとは別のコンセプトで発信するのもあり
などということも読み取れますね!
カスタムフィードの作成が可能に
「おすすめ」「フォロー中」のタイムライン以外を表示する機能のようです。自分のアカウントではまだ実装されておらず、詳細は確認できませんでした。
オススメのリセット機能(テスト中)
設定→「コンテンツ設定」→「おすすめをリセットする」で、これまでの学習履歴がリセットされる機能です。
・特定のアイテムを探していたが、購入したため情報が不要になった
・家づくりの情報収集をしていたが、引越まで終わり情報が不要になった
などの時に使用する想定のようです。
ユーザーとしては都度アカウントを作り直さなくていいので便利かもしれません。
発信をする側としては、ジャンル変更時に便利ですね!デメリットとしては、フォロワーの友人へのリーチなど間接的なつながりが減り、総合的な閲覧数が減少する可能性が考えられます。
これまでの振り返りと利用してほしい機能
フォロワー獲得のヒント
Instagramのそれぞれの投稿機能の理解
- フィード
主に既存フォロワー+検索などフォロワー以外のユーザー - ストーリーズ
主に既存フォロワー+プロフィールを訪れたユーザー - ライブ
主に既存フォロワー+プロフィールを訪れたユーザー - リール
主にフォロワー外のユーザー+既存フォロワー
新規フォロワーを獲得するならリールを中心に投稿すると良いでしょう。理由としては、リール専用タブがあること、タイムラインにも出ること、発見にも表示されるなど、他の機能よりも表示箇所が多く見つけてもらいやすいためです。
リールのアルゴリズム
ランキング決定時に使用する最も重要なシグナル(重要度順)
- 本人のアクティビティ
ユーザーが最近「いいね」、「保存」、「共有」などのエンゲージメントをしたリールなどを考慮します。これらのシグナルで、それぞれのユーザーに関連する可能性のあるコンテンツを学習しています。 - 本人と投稿者とのやり取りの履歴
これにより本人が知らないユーザーが作った動画だったとしても、その投稿者と過去に交流があれば、投稿者がシェアしたコンテンツにどれだけ興味を持っているかが予測できます。 - リール動画自体の情報
オーディオトラックやビジュアルなど、動画内のコンテンツに関するシグナルや、人気度に関するシグナルです。 - 投稿者についての情報
フォロワー数やエンゲージメントレベルなどの人気シグナルを考慮し、幅広い人々から魅力的なコンテンツを見つけ、すべての人に視聴者を見つけるチャンスを提供します。
ストーリーズのアルゴリズム
ランキング決定時に考慮するポイント
そのストーリーズをシェアした投稿者について次の点を考慮し、表示する順番を決定
- 閲覧履歴
利用者がアカウントのストーリーを見る頻度を調べるものです。これによる利用者が見逃したくないと思うアカウントのストーリーを優先的に表示することができます。 - エンゲージメント履歴
利用者がそのアカウントのストーリーに「いいね!」や「DM」を送るなど、どの程度の頻度で関わっているかを見ています。 - 親密性
投稿者との関係を総合的に判断し、友人や家族としてつながっている可能性がどれくらいあるかを見ています。
利用してほしい機能
一斉配信チャンネル
最近はこの機能を利用できるアカウントも増えてきたそうです。
特に熱心なファンに幅広くリーチできる1対多数のパブリックメッセージングツール
- リーチが予測できるダイレクトなコミュニケーション
メッセージを送ったりコンテンツを共有するとチャンネルに参加している全員の受信箱に通知が届く - ファンと気軽に交流
テキスト、ボイスノート、投票やアンケートなど気軽に、タイムリーにファンと交流しながら最新情報を共有 - 様々なコミュニティを構築
1つのアカウントにつき、複数のチャンネルを作成できるためトピック別にチャンネルを作ることも可能。フォーカスを絞ることで、より魅力的なコンテンツを共有しスケール感を持ってコミュニティを構築することができる
一斉配信チャンネルの特徴や活用方法
・ニュースレター的な使い方
・イベント、ライブの告知、その他活動のお知らせ
・もちろんインスタ以外のSNS告知にも使える(youtubeなど)
・登録してくれるのはファン(強く興味を持ってくれている人)
・何か販売しても買ってくれる可能性も高い
・人数や誰が見てくれているのかを可視化できる(市場リサーチとしても使える)
・通知ありでメッセージが届くのが最強
・投稿のお知らせをすれば、初速UPに繋がる
・ストーリーや投稿は通知が行かないから気づかないこともある
・一斉配信チャンネルなら必要なタイミングで通知を飛ばせる
一斉配信チャンネルを設定してみよう!
①プロフィール画面から作成
画面右上「+」マーク→「チャンネル」
②メッセージ画面から作成
画面右上「📝」メモマーク(?)→「チャンネルを作成」
一斉配信チャンネルのタイアップツール
タイアップラベルをつけることで、企業とのタイアップにも使えるようになっています!24時間で消えないこと、通知ありでプロモーションできることから、高い効果が見込まれます。
タイアップラベルの付け方
①メッセージやコンテンツを送ったら長押し
②タイアップ投稿を選択
③「タイアップ投稿ラベルを追加」をON
④メッセージの上にタイアップ投稿ラベルが表示されます
プロアカウントの利用
一斉配信チャンネルなどの機能はプロアカウントでのみ使用できます。
・企業としてアカウントを使う場合はビジネスアカウントを
・クリエイターはクリエイターアカウントを選ぶ
2段階認証の設定
・アカウントの乗っ取りがまた増えている
・設定しておけばうっかりパスワード打ってしまってもハックされない
・複数人でアカウント管理している場合は認証アプリで登録。5台までOK
バックアップコードの取得
万が一、2段階認証のコードが受け取れなかった場合、ログインできなくなってしまいます。そういった時の対策としてバックアップコードを取得し、メモっておきましょう。
Threadsで自分好みのタイムラインを作る
・フィードに興味がない/今後あまり見たくない投稿が表示された場合「興味なし」のリアクションをする
・一切投稿を目にしたくないアカウントがある場合「ミュート」もしくは「ブロック」を積極的に行う
・スパム、ヘイトスピーチ、差別的発言である投稿には「報告する」からアクションを行う
・見たくない投稿が多いとアプリを開きたくなくなる/モチベが下がる。更新が続かない。
・滞在時間もアルゴリズム上の評価に含まれているため、見たくないのに見てしまっていると流れてくることになる
Q&A
Threads、Instagramで分けています。
Instagram関連
Threads関連
まとめ
これで2024年のセミナーは終了です!毎月読んでくださりありがとうございました!公式からの情報は貴重ですし、おかげで非公式の出鱈目な情報に踊らされることも少なくなりました。
ただ・・・ぶっちゃけ・・・
参加者が限定されているにも関わらず、質の高くない質問が来ているなあ…というのが正直な印象でした💦
きっと、そう感じるということは我々のレベルがぐんぐん上がっているということでしょう!
2025年は今よりもっと「つよつよ」になりましょー!!
※本ページに挿入した図はNapkin AIにて作成しています。